立憲民主党本部(写真:時事通信) 画像を見る

立憲民主党が「中村りほ」という名前の“女性政治家”に翻弄されている。

 

「その人物は2024年6月、Xに《中村りほ@立憲民主党》の表記で、顔写真をつけてアカウントを開設しました。プロフィールには《性暴力から妊娠、出産。経験を生かし女性が安心して暮らせる社会を目指します。女性や子育ての支援、農業振興、地域活性化、福祉の充実を目指し、皆さまの声を大切にして活動します》と記され、政治活動や発言を発信してきましたが、この“女性政治家”の正体は、生成AIでつくられた、架空の人物だったのです。騒動になったからか、アカウントは8月19日に閉鎖され、アクセスできなくなりました」(政治担当記者)

 

「中村りほ」の投稿は、迫真の内容だった。

 

2026年8月15日には《5月2日午前2時30分、3620gの女の子を出産しました 5月1日の朝、お腹がギュッと痛くなり始めて約20時間。なかなか上手く力を入れることができず、お腹を押してもらったり、器具で助けてもらったりしながらの出産になりました》と投稿。8月14日には《お産後初の政治活動。今日は鹿沼市のお宅を訪問しました》と、巨大なイチゴの横で微笑む写真を投稿すると、翌日には《泣いてなんかいられない。2年後。父が現大臣を39票差まで追い詰め、開票速報で2度負けを覚悟させたフィールドで挑戦します》と、生後3カ月の赤ちゃんをおんぶして街頭に立つ写真を投稿しているのだ。

 

なんともお騒がせな「中村りほ」だが、このアカウントの開設者は栃木県在住の、立憲民主党の党員だという。立憲民主党栃木県総支部連合会に事情を聞いたのだが、返ってきたのは困惑の声だった。

 

「最初は、党員の方がご自身の名前でアカウントを開設されていたのですが、最近になり『中村りほ』に変わっていたようで、我々も変わっていたことに気がつきませんでした。ことが公になってからは、その党員の方と連絡が取れていないため、目的などについての説明はお聞きできない状況です。

 

ただ、以前に『国政に出馬する』といった内容を、街頭演説の写真を添えてXに投稿したことがあって、そのときには注意をさせていただきました。今回の件で、一般の方からの問い合わせや苦情などは入っておりません」

 

ここ数年、“SNS選挙”が主流となっているが、図らずも今回は、簡単に「なりすまし」ができることを実証してしまったようだ。2027年4月には統一地方選挙が予定されている。混乱が起きないことを祈るばかりだ。

 

画像ページ >【写真あり】男性党員が成り済ました架空女性の出産報告投稿(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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