《年間約50人が祖国を捨て――》海外で保護を求める「日本人難民」の知られざる現実
画像を見る 性的マイノリティへの差別などで日本を出る人もいる(写真:chachacha/PIXTA)

 

■難民を受け入れる「格」があるのか

 

「日本は難民を救う側だ」と胸をはっていえるのだろうか……。内実を見渡せば、逃げてきた外国人を制度の壁で弾き返す「難民鎖国」であると同時に、自国の弱者すら守れずに海外へ排出し続けている「人権後進国」なのだ。

 

「自国民すら救えない国が、どうして他国の難民を適切に保護できるでしょうか。日本が真の意味で難民を受け入れられる寛容な国になるためには、まず国内の法制度と社会全般の人権意識を国際基準まで引き上げることが不可欠です」

 

年間約50人の日本人が故郷を捨てるという事実は、決して他人事でも特殊な事件でもない。それは、私たちが暮らすこの社会の「セーフティネットの崩壊」と「不寛容さ」を映し出す鏡なのかもしれない。

 

日本という国は、そもそも他者を、そして自国民を庇護するに値する寛容さを備えているのか──。海外に逃れた「日本人難民」たちの存在は、私たちにそう問いかけている。

画像ページ >【写真あり】日本は「自国民の尊厳と安全を自力で保護できない国」(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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