「何でもできる金額」高市政権の広報費“計350億円”要求に専門家が警鐘…政府が巨大スポンサーになる危うさ
画像を見る 何をそんなに広報するというのか(撮影:長谷川新)

 

■「政府広報なのか、自民党の広報なのか」改憲・選挙への懸念

 

さらに問題となり得るのが、「政府広報」と「政権・与党のPR」の境界だ。

 

「予算の根拠が分からない以上、軽々なことは言えません。ただ、『政府の発信をもっと力強くしたい』というだけなら、なぜこれほどの増額が必要なのか、その根拠が分からない。

 

憲法改正に向けた地ならしに使おうとしているのではないか、という推測はあり得ます。ローカル紙にまで広告を打てるわけですから、選挙のときなどに『これは政府広報なのか、自民党の広報なのか、よく分からない』ということにもなりかねない」

 

だからこそ、本間氏は巨額の広報費を「ガラス張り」にする必要があると訴える。

 

「これだけ巨額の予算を要求するのであれば、その根拠をまず示せ、と。しっかりと国会で追及して、使った後も『どこに、何を、いくら払って、成果物はこれだ』というものを、すべてガラス張りにしないといけない。これだけ巨額の税金を使う以上、それができなければ許されないと思います」

 

政府が政策を国民に伝えること自体は必要だ。だが、そのための巨額の税金が、いつの間にか「政権をよく見せるためのお金」にすり替わってはいないか。

 

約350億円の広報予算が実際に何に使われ、誰に支払われ、どんな成果を生むのか――。その行方を私たちも厳しく見ていく必要がある。

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出典元:

WEB女性自身

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