帝国ホテル東京(写真:共同通信) 画像を見る

東京・千代田区の「帝国ホテル東京」内にあるギャラリーで開催された展示会が、物議を醸している。

 

問題となったのは、10月3日から13日まで、帝国ホテルタワー館1階のギャラリー「MEDEL GALLERY SHU」で開催されたグループ展「お籠もり会」。28人の作家が参加し、女性のイラストなどが展示販売されていた。しかし、一部に女児の裸体を描いた作品や、女児への性暴力を連想させると指摘された作品も展示されており、ギャラリーを訪れていない人も目にすることができたため、SNSを中心に批判が相次いで寄せられた。

 

そして、同ギャラリーは15日、公式サイトで謝罪と報告を発表。「幼児・未成年者に対する性的搾取や性暴力、およびそれらを助長する行為を決して容認いたしません」と表明し、会期中に寄せられた意見を受け、ギャラリー自身の判断で一部作品を撤去したと明らかにした。

 

そのうえで、展示作品について、主催者との「事前協議、展示作品の確認、会場環境を踏まえた検討が十分でなかった」と説明。また、展示は「帝国ホテルが企画・主催したものではなく」ギャラリーが展示会場の運営を請け負い、主催者と協力して開催したものだと説明した。

 

しかし、一部の撤去作品の写真がSNSで拡散されると、展示そのものへの批判に加え、会場を提供した帝国ホテルへも疑問の声が広がった。

 

《帝国ホテルはどうしたの?》
《帝国ホテル、なんでこれOKしたんやろう》
《帝国ホテル… 品位を保ちたいならもう少し考えた方がいい》
《帝国ホテルの品位も貶めましたね》

 

こうした批判を受け、帝国ホテルも公式サイトで声明を発表。展示作品の一部に不適切なものがあったとし、「当該作品は、ホテル側の確認および許諾を得ていないものでございました」と説明した。来場者に不快な思いをさせたことに加え、テナントの運営管理体制についても心配をかけたとして謝罪。今後は各テナントとの情報共有を緊密にし、事前確認を徹底するとともに、適切な管理に努めると表明した。

 

16日、本誌が帝国ホテル広報課に見解を問い合わせたところ、担当者は今回の展示について、企画内容の共有は受けていたものの、個々の作品の詳細までは事前に把握できていなかったと説明し、次のように謝罪した。

 

「展示をご覧になったみなさま方、もしくはSNSをご覧になったみなさま方に関しまして、ご不快の念を与えてしまったということと、テナントの管理体制などに対しても、ご心配をおかけしてしまったということに関しては、深く反省して、また大変申し訳なかったと心より謝罪するところでございます」

 

問題となった作品の撤去については、「実際に展示のところに伺いまして、『これを撤去してください』というお願いをさせていただきました」と、ホテル側の判断で線引きを行ったと説明。一部の展示は「不適切だった」との認識を示した。

 

一方、今回の撤去が「表現の自由」を脅かすという声もあがっているが、そのことについて、担当者は今回の問題とは「また別の話」だとしたうえで、帝国ホテルという場所でこうした展示が行われたことに対する批判については、改めて次のように謝罪した。

 

「管理監督上の責任に関してご心配をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。二度とないようにさせていただきたいと思います」

 

今回の騒動では、展示を企画した主催者や会場を運営したギャラリーだけでなく、テナントに場所を貸していた帝国ホテルにも批判が寄せられた。取材に応じた担当者は、ホテル側の責任についても明確に認め、終始真摯な姿勢で説明と謝罪を重ねていた。

 

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出典元:

WEB女性自身

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