国内
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秘密保護法で「結婚や就職で差別が起こりうる」識者の警鐘
2013/12/26 07:00’13年12月13日に公布された特定秘密保護法。この法律では、秘密を扱う人物が情報を漏らす恐れがないかのチェックを義務づける、としており、その名を「適正評価」という。内容について、ジャーナリストの大谷昭宏氏が解説する。「その内容は、きわめて差別的といえます。その人に秘密を取り扱う資格があるかどうか、家族も含めて国籍、犯罪歴、借金があるかどうか、飲酒の量まで調べられます。公務員だけではありません。納 -
75万台の大ヒット 韓国医師が開発した布団クリーナー
2013/12/23 07:00「毎日、布団を干すのは面倒臭い」。そんな主婦を中心に人気なのが、レイコップ社の開発した『ふとんクリーナーレイコップ』だ。光線(レイ)でダニを弱らせて吸い取り、布団を見守る警察(コップ)、というのが名前の由来。開発したのはソウル生まれの、レイコップ・ジャパン代表取締役社長で元内科医の李誠晋(リ・ソンジン)さん。いったい、なぜ医師がふとんクリーナーを開発したのだろうか?「韓国でも多くの人がアレルギーで -
“コップのフチ子”440万個以上のメガヒットの理由
2013/12/23 07:00制服姿のかわいいOLが、コップにぶら下がったり、腰をかけたり。ちょっとお色気があるようでないような不思議なキャラクターが「コップのフチ子」。累計10万個を超えればヒットといわれるカプセルトイの世界で、’12年7月の発売からすでに440万個以上を売り上げる、メガヒット商品になっている。「カプセルトイのお客は、固定ファンが占める割合が比較的多いんです。ところがフチ子に限っては、おじいちゃんが孫のために -
美文字ブーム生んだ敏腕女性編集者の「一人会議」
2013/12/23 07:00流行語にもなった「美文字」。ブームのきっかけとなったのが、宝島社が発行している『ペン字練習帳』シリーズ(中塚翠涛著)だ。シリーズは『30日できれいな字が書けるペン字練習帳』を皮切りに『30日でくせ字がきれいになおるペン字練習帳』などが続き、累計で269万部を突破した。編集を担当した井野澄恵さんがこの企画を思いついたのは、たまたまテレビで見た「コンプレックスに関するアンケート」の結果からだった。「1 -
育休推進企業で「イクメンが職場にもたらすメリット」とは?
2013/12/23 07:00今年10月に厚労省が発表した「イクメン企業アワード2013」で初代グランプリに輝いたのは、花王と福島県須賀川市の南東北春日リハビリテーション病院だった。’12年度の平均的な男性社員の育休取得率は1.89%だが、花王の場合40%だという。’10年からスタートした和歌山工場での『イクメン講座』に参加していた研究開発部門の西隆文さん(36)はこう言う。「育休を取って変わったのは、育休期間終了後も、嫁さん -
触れられたくない理由が…宝塚卒業生“AV発売中止”の真相
2013/12/20 07:00175センチの長身に、96センチGカップのバストがまぶしい新人AV女優・高塚れな(21)。来年1月に予定されていたソフト・オン・デマンドからのデビューが、発表から1週間後、突如中止になった。「高塚の宣伝文句には『名門音楽専門学校卒業』とあった。その正体はかつて宝塚音楽学校を退学になり、裁判で争った末、’10年に卒業資格を認められた女性・A子さんだと報じられている」(AV関係者)A子さんは裁判で音楽 -
鍋つゆ界の革命商品「鍋キューブ」誕生のきっかけ
2013/12/20 07:00鍋つゆといえば液体。そんな常識を変えたのが、味の素の『鍋キューブ』だ。味は《鶏だし・うま塩》《濃厚白湯》《ピリ辛キムチ》など4種類。発売が始まった’12年冬には20億円の売り上げを記録し、この冬はその1.5倍の売り上げを目指している。「じつはこの商品、『新しい鍋つゆ』を作ろうとして考えだしたわけではないのです。いまウチの持っている強みや設備を生かせるものはないか。今回もそこから出発し、周囲を見回し -
偽装例最多の食材…エビのぷりぷり感は薬品まみれだった!
2013/12/20 07:00今回の食品偽装でもっとも数が多かったのが、エビの偽装である。典型的な例が、車エビを「ブラックタイガー」、芝エビを「バナメイエビ」で偽装することだった。そこで、この4種類にオマールエビを加えて食べ比べてみたら……。「バナメイエビは身がぷりぷりしていますから、エビチリにはちょうどいいんです。でも気になるのは、茹でても身が白変しないことです。それと触感がヌメッとするというか……ちょっとへんな感じがします -
燃料費高騰のいま「家族でできる冬の節電」を荻原博子が解説
2013/12/19 07:0012月2日から、政府の節電要請期間が始まった。原発の廃炉費用も上乗せされ、電気料金はますます高くなるようだ。そこで経済ジャーナリスト・荻原博子さんが「家族でできる冬の節減」を提言してくれた。「頭寒足熱がいいと床暖房が注目されますが、広範囲を暖める床暖房より、人がいる狭い場所だけを暖めるホットカーペットのほうが割安です。こまめに温度を調節し、暖めすぎを防ぎましょう」荻原さんは最近、電気敷毛布を愛用し -
辛坊治郎氏が解説「秘密保護法“施行”までにできること」
2013/12/18 07:00特定秘密保護法が成立した。だが、ニュースキャスターの辛坊治郎氏は「反対派にとって本当の勝負はこれからです。自民党幹事長の石破さんに『テロリスト』呼ばわりされたデモ隊の皆さん、法律ができたから活動終わりじゃなくて、力の見せどころはこれからですよ」と呼びかける。「特定秘密保護法“施行”までにできること」を辛坊氏に解説してもらった。(以下・辛坊氏)この法律は、防衛、外交、スパイ、テロ関連の情報のなかで、 -
「秘密保護法は戦争をやりやすくする準備」元官僚の警鐘
2013/12/17 07:00安全保障にかかわる機密情報を漏らした公務員らへの罰則を強化する「特定秘密保護法」が、強行可決された。安倍政権は、なぜ、そこまで法成立を急いだのか。その背景に見える危うい実態について、元経済産業省の官僚・古賀茂明氏が次のような警鐘を鳴らす。「安倍政権は選挙をやらなければ、あと3年ぐらい続きます。安倍さんは、集団的自衛権の行使容認、武器輸出容認、国防軍設置を含む憲法改正、徴兵制まで実現したい。だから、 -
香り実験 バリバリ仕事をこなしたい人へのおすすめは
2013/12/17 07:00血流が体に与える影響を実験するシリーズ、今回は女性3人がそれぞれ作用のある香りを嗅いで血流がどう変化するかを測定しました。実験で使用した香りは以下の4つ。順天堂大学教授の小林弘幸先生が解説します。(1)ペパーミント……眠気覚ましなどの効果が期待できます。(2)ヒバ……抗菌作用があり心身のリフレッシュにも。(3)スイートオレンジ……不眠解消や食欲増進作用があります。(4)イランイラン……不安を和らげ -
「原料は人毛」のものが市場に…専門家語る“危険なサプリ”
2013/12/16 07:00「一時は2千億円市場ともいわれたアミノ酸のサプリメントは、原料が“中国人の髪の毛”のものも市場に出回っています。アミノ酸サプリには通常、大豆などが原料に使われます。しかし、原価を安く抑えるために、一部では『人毛』が使われたのです」こう語るのは『サプリメントの正体』(東洋経済新報社刊)の著者・田村忠司さんだ。7年前にサプリメントメーカー、株式会社ヘルシーパスを設立。医師や薬剤師が“信頼できるサプリメ -
「試験管ベビーの母」といわれた医師 葛藤の30年
2013/12/15 07:00「実名が報道されてしまったことで、患者家族が崩壊の危機にあるんです。医学の進歩で、このようなことが起こるのであれば、もう医学も何もあったものではありません」今から30年前の1983年10月、記者会見で涙を流しながら訴える1人の男性がいた。国内初の体外受精による妊娠に成功した東北大学教授の鈴木雅洲(まさくに)先生(92・現スズキ記念病院理事長)だ。功績をたたえる報道の一方で、批判も巻き起こった。当時 -
ベビーブームの陰で起きていた“赤ちゃん取り違え500件”
2013/12/09 07:00「私が(新生児のときに)取り違えられたということで、探偵が私を探していると……。最初は、そんなことがあるわけないと思いました。病院がそんな間違いを犯すことがあるだろうかと。何かの間違いだろうと思いました」11月27日、60歳の被害者男性は、記者会見で「私の人生を返してほしい」と訴えた。東京都墨田区の賛育会病院で起こった新生児の取り違え事件。東京地裁は取り違えを認め、この男性に対し、病院に3千800 -
食堂のおばちゃん兼作家 山口恵以子さん「食堂が天職」
2013/12/08 07:00東京・有楽町と新橋の間のガード下に並ぶ飲食店街のなかほどに、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂がある。その厨房で、三角巾をかぶったおばちゃんが一人、黙々と後片付けをしていた。彼女は今年4月、著書『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子さん(55)だ。「336655のゾロ目」と、人なつこい笑顔を向ける。その意味は、昭和33年の6月6日生まれの55歳。「祖父が理髪鋏の工場を経営していて -
北川悦吏子 若い女性の専業主婦志向に「なんか哀しい」
2013/12/08 07:00『女性自身』が『OL』という言葉を世に送り出して50年。結婚したら家庭に入るのが当たり前の時代に、本誌は職場で道を切り開いてきた女性たちの姿を伝えてきた。時を経てキャリアを積み重ねる女性が増える一方、子育てと仕事の両立など変わらない課題もまだまだ多い。さまざまな場所で職場に立ち続ける“同僚”から、自分の持ち場で奮闘しているあなたへ、世代を超えて送るメッセージーー。「母は専業主婦でした。家庭に閉じ込 -
厚労省事務次官・村木厚子さん 強靭な精神力の秘密
2013/12/07 07:00今年7月、厚生労働省の事務次官に上りつめた村木厚子さん(57)。女性事務次官は中央官庁史上で2人目だ。中央官庁には珍しく、高知大学文理学部出身。’78年、キャリア官僚として入省し、お茶くみからスタートした。26歳で同期入省の男性と結婚。29歳で長女、35歳で次女を出産し、30代は仕事と子育ての両方に奮闘した。「夫は、男も育児をして当然という考え方でしたから、一緒に乗り越えてきました。保育ママさんに -
厚労省事務次官・村木厚子さん 強靭な精神力の秘密
2013/12/07 07:00今年7月、厚生労働省の事務次官に上りつめた村木厚子さん(57)。女性事務次官は中央官庁史上で2人目だ。中央官庁には珍しく、高知大学文理学部出身。’78年、キャリア官僚として入省し、お茶くみからスタートした。26歳で同期入省の男性と結婚。29歳で長女、35歳で次女を出産し、30代は仕事と子育ての両方に奮闘した。「夫は、男も育児をして当然という考え方でしたから、一緒に乗り越えてきました。保育ママさんに -
この冬の思い出に…イルミネーション撮影の鉄則7カ条
2013/12/06 07:00今年もイルミネーションシーズン到来!毎年進化を遂げている美しいイルミネーションを見るなら、写真にも残しておきたいもの。でもなかなかうまく撮れない……。そこで夜景評論家の丸々もとお氏さんに撮影の極意を聞いた。【1】奥行あるフレームワーク手前は暗く、奥が明るくなるような構図をつくること。夜空とイルミネーションを2対1の割合で入れるとキレイに撮れます。【2】色彩を対照的に撮りたいイルミネーションが寒色な -
最悪五輪白紙も…猪瀬都知事にIOCが“激怒”のワケ
2013/12/04 07:0011月29日、東京都議会初日の本会議の所信表明を、前代未聞の“陳謝”で始めた猪瀬直樹東京都知事(67)。医療法人徳洲会グループの徳田虎雄元理事長(75)側から「借りた」5千万円で、政治生命の危機に立たされている。「猪瀬さんは、東京五輪の招致成功でイメージを上げましたが、IOC(国際五輪委員会)はあきれているでしょうね」警鐘を鳴らすのは、JOC元参事で、’98年の長野五輪招致を成功させたスポーツコン -
徳洲会 都知事が5千万円を返した“女帝”が残した爆弾メモ
2013/12/04 07:00証拠のない現金授受の世界で、恐ろしきは女が克明に記したメモかーー。松本清張の『黒革の手帖』を地でいく事態が、徳洲会マネーを舞台に動きだした。中心人物は徳田秀子氏(75)。徳田虎雄前理事長(75)を支えた糟糠の妻であり、徳洲会マネーを差配した“女帝”だ。「徳洲会から猪瀬都知事に5千万円が提供された情報は各メディアがつかんでいた。朝日新聞がスクープできたのは、9月の強制捜査後に、猪瀬知事側から秀子夫人 -
サラリーマンの必要経費、スーツ、シャツ代もOKに
2013/12/02 07:00サラリーマンに朗報なのが、確定申告で払いすぎた税金を少しでも取り戻す方法があるという。今年の分から、必要経費として認められる範囲が拡大するというのだ。どんな制度なのかオールアバウト税金ガイドの税理士、田中卓也さんに聞いてみた。「『特定支出控除』といい、会社員が給与所得を計算する際に、一定の経費(特定支出)を必要経費にできる制度のことをいいます。1987年の税制改正で導入され、昨年改正されました。今 -
ベッド代に交通費…実は恐ろしい保険適用外の治療雑費
2013/12/02 07:00「じつは多くの場合、健康保険や公的制度が使える治療費は、さほど怖くない。病気になって、こんなにかかるの?と驚かされるのは、保険が適用されない治療費以外のお金なんです」こう語るのは、ファイナンシャルプランナーで自身も乳がんを経験した黒田尚子さん。病気になると恐ろしい、保険適用外の雑費を教えてくれた。「思いがけない出費の代表的なものと言えば差額ベッド代、いわゆる個室料ですね。その額は病院によって大きく -
家族5人が発達障害 父が作った“取扱説明書”
2013/11/30 07:00コピーライターの平岡禎之さん(53)が、地元紙『沖縄タイムス』で4コマ漫画『うちの火星人』を連載し始めたのは今年7月のこと。登場人物の夫人と4人の子供は動物のキャラクターを使って描かれている。平岡家は妻、長女、長男、次女、次男の5人が発達障害。漫画は、家族を守るために父が作った“取扱説明書”。漫画を描くのは今回が初挑戦だったにもかかわらず大反響を呼び、当の子供たちもみなキャッキャと笑いながら読んで