主演映画『神様のカルテ2』が3月21日に公開される櫻井翔(32)。映画公開にさきがけ、本誌オリジナルの「翔くんのカルテ」をつくらせてもらいました。翔くんの「今」がわかる診察スタートです。
――“春”と聞いて思い浮かべるのは?
「サクラですね。自分の名前に入っているから、子供のときからなんとなく意識する花だし、前作の『神様のカルテ』で印象的だったのが、サクラの花びらだったので」(櫻井・以下同)
――最近、体の調子はどうですか?
「絶好調。健康そのもの。ただもう5年くらい健康診断をやっていないので、そろそろやらないと、と思っているところです。体調管理で気を付けているのは、手洗い、うがい。外出後もだけど、収録のあとにも。スタジオには人がたくさんいるし、乾燥しているので」
――映画『神様のカルテ2』では、宮崎あおいさん演じる素敵な奥さんが登場します。理想の奥さん像、家族像は?
「理想の奥さん像は特にありません。奥さんにずっと家にいてほしい、というのもない。その人の生き方を尊重したいです。子供は、女の子と男の子、一人ずつ。自分のやってた習い事はさせたい。ピアノとか水泳とか、あとは習字とか。ってどんなに考えても、いまはまったく想像の世界ですけどね(笑)」
――映画のなかで印象的なシーンは?
「辰也(藤原竜也)のセリフに象徴されている、『働くってなんだ? 家族ってなんだ?』です。『仕事と私、どっちが大事なの?』の最たるものですよね。僕はまだ自分が核になる家族がいないから、それをつきつけられたときに、どう答えたらいいのかなって思いました」
――では、今なら仕事とプライベートどちらをとる?
「やっぱり仕事優先。いまのところ、仕事が僕の“すべて”。趣味に生きる感じでもないし、奥さんや子供もいないから、仕事しかやることがない。生きがいとも言えます」
――仕事とプライベートの切り替え法は?
「仕事のあとにお酒を飲んで、1回酔うことでスイッチをオフにすることも。休みの日は、友達の子供と遊んだりします。『櫻井のお兄さんだ!』とか『翔にいに』とか言われながら、戦隊ごっこしているときとか癒されますね(笑)。みんな2~3歳。かわいいですよ」
――映画の撮影中など、つらいと感じたことある?
「あまりつらいと思うことってないんだよね。前作のとき“やりたいこと”“できること”の範疇でやるんじゃなくて、苦しんだり悩んだりすることでしか成長できないなと思ったんです。悩みぬくことに達成感を感じるんですよね」
――最後に、翔くんにとって『神様のカルテ』とは?
「大切な作品ですね。作品に優劣はないけれども、続編までやらせていただいて、どんどん自分のなかで、何層にも思いが重なっていってる作品です」