7月下旬に放送された『27時間テレビ』(フジテレビ系)で不眠不休で数々のパフォーマンスを繰り広げたあと、45分間のノンストップライブをこなしたSMAP。
その姿に魅了されたのか、その後ファンクラブ会員が2万人も増員した(!)という彼らの2年ぶりのコンサートツアー「Mr.S“saikou de saikou no CONCERT TOUR”」(’15年1月名古屋公演まで)が、東京ドームで幕開けした。
オープニングは香取の主演舞台『オーシャンズ11』のスタッフがミュージカル仕立てのシャレオツな演出。
ゲストが2択でヒット曲を選曲するコーナーの、この日のゲストは北川景子。中継での「『雪が降ってきた』のころは小学生でした」の一言にメンバーは唖然(ちなみに選曲は『笑顔のゲンキ』)。
コントコーナーでは、明石家さんまの映像からの誘導により、『SMAP×SMAP』の名キャラクターたちが登場して会場を沸かせた。
「今回のライブは距離感を大切にしています」と木村が言うように、トロッコでアリーナを回りファンと至近距離まで接近したり、抽選で選ばれたファンをステージに上げて一緒に踊ったり。
着替え中のメンバーの舞台裏映像が映し出されるサービスカットも飛び出して、笑いあり、ふれあいあり、サプライズありで、ニューアルバム『Mr.S』の曲を中心に全41曲を熱唱。
ラストは、ステージの端から端まで走っての丁寧な挨拶で締めくくり、20年以上、国民的スーパーアイドルとして君臨する、その存在感を見せつけた。