最近ではソロでの活躍が目覚ましいV6も、デビュー20年目突入!いざそろうと少年のような仲のよさがあり、成熟したグループならではのチームワークがある。そんななか、リーダーの坂本昌行(43)がメンバーの素顔を語った。

 

この秋、長野(博・42)と井ノ原(快彦・38)と10年ぶりに3人で舞台をやりました。2人の芝居を見ているのが楽しかったし、自然に気持ちが和んで(笑)。

 

長野は、いろんなことを理解したうえでやらないと気がすまないタイプ。食への探究心もその一つで『アインアンシェフ』で、料理人も納得したほどの情報量は、すごいものがあります。

 

井ノ原は、情報番組での司会として番組を盛り上げる姿が、実に彼らしい。彼はよく言うんです。「みんなが楽しんでくれることが、俺はいちばん楽しいんだ」って。素敵な言葉ですよね。

 

(森田)剛(35)は……、昔、彼の芝居を見て、ドキッとしたことがあるんです。セリフがない場面なのに、目の奥に寂しさと悲しみをたたえていて、天才だと思いました。瞬発力に長けているんですね。

 

岡田(准一・33)は、20年を振り返って、いちばん大きいスポンジを持っていたと思います。吸収力もあったし、芯が強くて。自分自身を信じ、歯を食いしばって、その成果が今に至ると思います。

 

(三宅)健(35)は相手がどんな人でも、壁を作らず距離を縮められる人。初対面で、1時間後にはヒザの上に座っていることがある、みたいな(笑)。手話を覚えた理由も、握手会のとき、ろう者の方と話せなかった自分がイヤだったからと聞いて、彼らしいと思いました。

 

僕自身、昨年は東山(紀之・48)さんとの舞台がありました。大先輩であり、師匠と付き人という関係から同じステージに立てたことが感慨深かったです。自分も少し進歩できたのかな、と思えたと同時に、目の前に超えるべき目標があることは、幸せだなと実感しました。

 

V6って、型にハマってないようで、じつは真面目なグループだと思うんです。今、個人活動が充実しているのも、それぞれが進むべき道を見つけているからで、グループとしても、つねにいろんな形に変化していけたらいいなあと思います。

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