「ジャニーズ事務所といえば、グループを組んで、CDデビューをするのが目標と思われがちなんですが、僕がJr.だった7年間は「ジャニーズJr.」という大きなひとつのグループみたいな感じだったんです。Jr.だけでコンサートもあり、先輩方のバックも務めなければいけないし、毎日目まぐるしく忙しいスケジュールでした」
そう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第72回のゲスト・タッキーこと滝沢秀明(34)。14〜15歳から、ジャニーズJr.約120人をまとめ、Jr.黄金期をけん引したタッキーが、Jr.時代の思い出を語ってくれました。
■オーディションの合否がわからない!?
「オーディションで『1週間後のレッスンに来なさい』と言われて行ったら、Kinki Kidsの振付レッスン。その1週間後には本番。いまだに合格って言われていないので、もしかしたら合格してないのかも(笑)」
■ドラマ主演の決定も報道で知る!?
「『えっ、俺、ドラマ出るんだ!』ってスポーツ新聞とかで知るんですよ(笑)。ドッキリの連続でしたが、それがジャニーさん流の鍛え方。その場その場でどれだけ対応できるか、試されてたのかなって、今だからこそ思えます」
■デビューは前代未聞の“提案型”!
「翼と僕が同時にソロデビューをするという報道があって、『えっ、そうなの?』って(笑)。そこで翼と『2人で一緒にやりたいんです』とジャニーさんに言いに行ったら、『自分たちでそう決めたのなら、やってみなさい』と……」
■合宿所では仁義なきお風呂の取り合い!
「合宿所のお風呂は2個しかなくて、15人いるなかで早い者勝ちなので、『早く出ろよ!』と言い合って。自分の名前を書いたマイシャンプーが置いてあるんですが、減ってたりして、『使ったの、誰!?』ってもめたりしましたね」
■嵐のメンバーとは布団でプロレスを!
「相葉や松潤、二ノとは合宿所で一緒でした。仕事で疲れ切って寝に帰るような場所でしたが、思春期男子特有のワル乗りでプロレスもしました。布団を敷いて、ブレーンバスターとか大技をかけたり……。楽しかったですね!」