「1月4日に、東京・六本木にあるテレビ朝日本社で、『新年の出陣式』が行われました。そこに登場したのが木村拓哉さんだったのです」と語るのはテレビ朝日関係者。
『新年の出陣式』とは早川洋会長(74)をはじめ、テレビ朝日首脳陣や局員たちも一堂に会する仕事始めの儀式だという。毎年、テレビ朝日で放映されるドラマの出演者たちがゲストとして登場する。前出のテレビ朝日関係者が続ける。
「今年は、まず『DOCTORS~最強の名医~新春SP2018』の沢村一樹さんと高嶋政伸さんが登場。さらに木村さんが姿を現したのですが、思わぬ大物の出演に会場がどよめきました。なんでも木村さん本人の言葉によれば、こうしたテレビ局の新年会に出席するのは初めてのことだそうです」
1月18日からスタートする連続ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)で、木村はボディガード役を演じる。
「民間警備会社所属ですので、拳銃などは持つことができず、“丸腰”で警護対象者を守っていきます。12月上旬から撮影ははじまっていますが、並々ならぬ意欲を燃やしているとか……」(テレビ誌記者)
自身初だというテレビ局新年会出席も、その意欲の表れだったのだろう。1月4日の『出陣式』では、こんな衝撃発言も飛び出したという。
「ドラマの撮影について司会者から尋ねられたとき、木村さんが突然、『お願いがあります!』と切り出したのです。その“お願い”とは、撮影時に“自走”を許してもらいたいということでした。つまりスタントなしで自ら運転して、カーアクションを演じたいということです」(前出・テレビ朝日関係者)
実はテレビ朝日では、15年前から俳優本人による車の運転は禁じられていた。‘03年のドラマ撮影中に、若手俳優がハンドル操作を誤って見物人の列に突っ込み、数人に重軽傷を負わせるという事故が起きたためだ。
「テレビ朝日としては“禁断のアクション”ですが、木村さんは自ら運転することでより迫力のあるシーンを生み出したいと熱望しているようです。早河会長ら首脳陣に直訴した格好ですね。この出陣式ではゲストが何らかのお願いをして、それが実現することも多いのです。安全性なども含め、木村さんの直訴についても慎重に検討しているようです」(前出・テレビ朝日関係者)