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第65回カンヌ国際映画祭 コンペティション公式選出

ブルーレイ&DVD 『藁の楯 わらのたて』リリース記念特別試写会

スペシャルゲスト:三池 崇史監督&永山 絢斗

@スペースFS汐留

 

『藁の楯 わらのたて』ブルーレイ&DVDリリースを記念、特別試写会を行った。ゲストは、本作で本格刑事役を務めた注目若手俳優永山絢斗、そして三池崇史監督が出席した。

 

本作は第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にも選出された話題作で、当時の映像を見ながら振り返った三池監督は、「(出演してい)大沢(たかお)さんも松嶋(菜々子)さんもスタイルが良くて背が高いから、自分が捕獲された宇宙人みたいだった。松嶋さんのドレスの裾が長かったから、裾のサバキ担当だった。ここまできて緊張してたら損なので、お客さんとどうやったら楽しめるかなと思っていた。映画の上映が終わった時は、そういう反応されるか非常にドキドキした」と当時の心境を明かした。また、カンヌの様子を改めて見た永山は「見てるだけで緊張しました。この場に立っているだけで緊張しているのに・・・すごいです。いつかはカンヌに行ってみたいです。(カンヌに)行きたかったぁ・・・」と率直にコメントした。

 

海外にも多数のファンを持つ三池監督に、海外のメディアはどのような質問をされたのかという質問には「日本のメディアの方とは突っ込み方が違う。答えながら、自分の根っこの部分を自然に見つけられるから心地がいい。答えを自分の中で探すことで、新しい発見もある。」と話した。本作が三池作品初出演となる永山は、「ちょうど一年前が撮影真っ只中。まだそのくらいしか経ってないんだという気持ちと、すごい昔のことにも感じる。すごい緊張感の中で毎日仕事をしていました。」と語り、三池監督の現場については「スタッフ含め、みなさんプロ。とても質のいい現場を体験できた。普段より集中できました。移動時にグリーン車のチケットをもらえたことが嬉しかった。」と笑った。

 

本作では、リアリティを追求し、海外で新幹線を借り切っての撮影も行った三池監督は「多分、映画監督でもある原作者の木内さんが自分で撮りたかったと思う。日本の映画人の常識を壊すために作ったものだと思う。その想いに賛同して、新幹線のシーンを撮った。諦めなかった結果、台湾に行くことになった。やろうと思えば本当は何でもできる。常識を越えられないのは自分たちの問題なんだと思った。これからも諦めちゃいけないと思うと、大変な仕事だなぁと思った(笑)」と語った。

 

三池監督は永山について「とても銃の似合う俳優。彼が構えると映画としての小道具ではなく、本物の銃に見える。こんな俳優は初めてだった。」と絶賛し、永山は「新幹線のシーンは台湾だったので、こっちで使える銃とは違った。衝撃もものすごくあったし、音もすごかった。受け渡しの作業も本物の銃のように厳重だった。とてもいい経験になった」と話した。

 

200分を超える特典映像が収録された本作のブルーレイ・DVDの見どころについて、永山は「僕もDVDを沢山持っていて何回も見たりするんですが、みなさんのお家のDVDの棚にこの作品が入ることを願ってます。僕も特典映像をまだ見ていないのを楽しみにしてます」と話し、三池監督は「画質もオリジナルに近いものだから映画そのものを手に入れたと一緒。買われた人が好きな時に、好きなように見てほしい。映画館でみたときとは違う色んな事が見えてくると思う。好きに楽しんでください。もしよかったら自分で編集し直して送り返してください(笑)」と作品をPRした。

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『藁の楯 わらのたて』発売中

【初回限定生産】ブルーレイ&DVD セット プレミアム・エディション(3枚組)

税込6,980円

発売元・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ

(c)木内一裕/講談社 c2013 映画「藁の楯」製作委員会

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