永遠の歌姫・欧陽菲菲が、10月29日(火)、東京・六本木のライブハウスで「2013欧陽菲菲 Live in Tokyo ~Still I Love You~」を行った。
’72年リリースの「恋の追跡」から始まり「Can’t take my eyes off you」「Feelings」「CORAZON」とたて続けに4曲を披露した後、欧陽菲菲は「ようこそいらっしゃいました。心から感謝しております。全ての皆さまとの出会いは縁だと思っています。心を込めて歌いますので楽しんでいってください。本当に謝謝(シェイシェイ) !」と会場に詰めかけたファンに挨拶。さらに、日本デビュー曲である「雨の御堂筋」や「雨のエアポート」などを熱唱し、集まったファンを魅了した。観客たちは、ライブハウス特有の臨場感と、“生バンド×ソウルフルな歌声”の化学反応に酔いしれ、しばしの“音の楽園”旅行を堪能。欧陽菲菲と過ごす心地よい夢のような時間に浸っていた。
第2部では、欧陽菲菲のジャケット写真を撮影している世界的カメラマン・レスリーキー氏と欧陽菲菲の代表曲「ラヴ・イズ・オーヴァー」の作家・伊藤薫氏と共に、これまでを振り返るトークコーナーも。それぞれが出会ったきっかけや、ジャケット撮影秘話、「ラヴ・イズ・オーヴァー」秘話を明かすなど、ファン垂涎の裏話のオンパレードで、終始、会場を盛り上げた。レスリー氏と欧陽菲菲が「2006年の写真集で出会った」と出会いを振り返る中、レスリー氏が「菲菲が東京に来た日が、私が生まれた日 !」とただならぬ縁があったことを明かすと、会場から拍手が! また、「『ラヴ・イズ・オーヴァー』は、最初はB面だったの!」と欧陽菲菲が告白すると、伊藤氏も「B面だったのをアレンジしてA面になったんです。B面からA面、A面、A面と何度もアレンジしていく間もずっと(菲菲が)歌い続けてくれた」と打ち明けた。そんな中、「なんで私に『ラヴ・イズ・オーヴァー』を作ってくれたの?」と聞かれた伊藤氏は「当時、アイドルの幼い人たちにしか曲を書いてなかったので、大人の歌を作りたかった」と告白。また、レスリー氏から新曲「Still I Love You」のジャケット撮影について「音楽をかけて、菲菲に動いてもらいながら撮った」と裏話も飛び出した。客席は知られざる裏話にどよめいたり、三人の丁丁発止なやりとりに明るい笑い声を上げるなど、ステージと客席の垣根を越えて一体となって盛り上がり、楽しい時間を共有していた。
さらに、三人で「ラヴ・イズ・オーヴァー」をセッション。他では見ることができない豪華なセッションに客席から「おぉ~!」と歓声が上がり、曲が終わると割れんばかりの拍手喝采がライブハウスを包み込んだ。温かい拍手を受け、欧陽菲菲は「感謝でいっぱい
です…。本当にいい曲と巡り会えて…。本当にありがとうございます」と声を詰まらせる場面も。
そして、8月にリリースされた新曲「Still I Love You」や「テネシーワルツ」「SWANEE」を披露した後、最後に稀代の名曲「ラヴ・イズ・オーヴァー」を歌い上げ、「いろんな方と縁があってここにいます。今日は私にとって本当にいい思い出。これからも頑張って歌い続けていきます!」と意気込みを語り、再び「雨の御堂筋」を熱唱。これからもより一層輝きながら走り続ける存在感を示して、ライブを締めくくった。
ライブ後には、CD購入者を対象に握手&サイン会も開催。菲菲同様、来場したファンにとっても忘れられない“思い出”のイベントとなった。
〈セットリスト〉
【第一部】
1 恋の追跡
2 Can’t take my eyes off you
3 Feelings
4 CORAZON
5 雨の御堂筋
6 雨のエアポート
7 夜汽車
8 恋の十字路
9 I can’t stop lovin’ you
【第2部】
(トークショー)
1 Still I Love You
2 テネシーワルツ
3 SWANEE
4 ラヴ・イズ・オーヴァー EN 雨の御堂筋
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『Still I Love You』
1200円(税込) 発売中/徳間ジャパンコミュニケーションズ
M1 Still I Love You
M2 ラヴ・イズ・オーヴァー -Jeff Miyahara Rearrange-
M3 Still I Love You(オリジナル・カラオケ)
M4 ラヴ・イズ・オーヴァー (オリジナル・カラオケ)-Jeff Miyahara Rearrange-