東京国際映画祭 開幕!
今年で22回目を迎える東京国際映画祭が、17日に六本木ヒルズで開幕した。
今年も「エコロジーを考える映画祭」として、けやき坂にペットボトルをリサイクルしたグリーンのカーペットが敷かれ、アリーナイベントやオープニングセレモニーが行われた。カーペット上には映画祭大使の木村佳乃(33)、グリーン・アンバサダーの杏(22)をはじめ、オープニング作品で3Dの大作『アバター』のサム・ワーシントン(33)やシガニー・ウィーバー(60)、『大洗にも星はふるなり』の山田孝之(26)や戸田恵梨香(21)、『曲がれスプーン』の長澤まさみ(22)、『サイドウェイズ』の鈴木京香(41)や菊地凛子(28)、『わたし出すわ』の小雪(32)や黒谷友香(33)、『オーシャンズ』でナレーションを務めた宮沢りえ(36)、『ゼロの焦点』の広末涼子(29)、中谷美紀(33)などといった豪華な顔ぶれが大歓声の中、カーペットを歩いた。
アリーナでは鳩山由紀夫首相(62)・幸(66)夫妻が登壇し、スピーチするサプライズも。首相は「私は友愛という言葉を大事にしているが、人の心と心をつなぐ役目は政治より映画のほうがはるかに上手」と挨拶。黒のタキシードに緑のちょうネクタイ姿でグリーンカーペットを練り歩き「まるで映画スターになった気分」と笑顔を振りまいた。また、映画『アバター』の試写会ではまだLAでの仕上げ作業に追われている本作の代わりに、メッセージ映像が上映され、鳩山夫妻が迫力の3D映像を楽しんだ。(撮影:鈴木鍵一、高田太郎)