映画『少年メリケンサック』の公開直前会見と舞台挨拶が2日、都内で行われ、主演の宮崎あおい(23)、監督・脚本の宮藤官九郎(38)らが出席した。レコード会社に勤務する契約切れ寸前のOLが、中年のおじさんバンドを売り出そうと奮闘する物語。の全国キャンペーンで9都市を回ったという宮?は「1人でも多くの人に見ていただきたい、と自信を持って言える映画ができました」と笑顔。「パンクが分かっていなかったので、主人公と似ていた。でもパンクが好きになったかと言われると…」と苦笑。メガホン2作目の宮藤監督は「こんな企画を作ってもいいと言った東映が一番パンクです」と笑わせた。(撮影・鈴木高宇)