モントリオール映画祭で最優秀監督賞を受賞した映画『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』の完成披露舞台挨拶が16日都内で行われ、根岸吉太郎監督(59)、松たか子(32)、浅野忠信(35)が登壇した。本作は太宰治の小説が原作で、浅野と松は夫婦役。この日、ふたりは着物姿で登場したが、根岸監督は母の着物を着てきたという松を「色っぽい! 映画の中では生活困難で安っぽい同じ着物なので今日は見違えるようですね」と絶賛した。また、サプライズゲストとして太宰治の“ねぶた”が登場、おなじみの頬づえした太宰の巨大ねぶたに会場は驚きの声を上げた。モントリオールの思い出を聞かれた浅野は「観終わった後に『美しかった』と声を掛けてくださる方もいて、ホッとしました」。根岸監督も「佐知という“耐える女性”をどう受け止めるのか気になっていたんですが『分かる!』と言ってくださる女性の方が多かったです。迷いながら生きている人間の中にある“強さ”を世界が受け止めてくれたんだな、と感じました」と述べた。『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』は10月10日(土)より全国東宝系にて公開。(撮影:鈴木高宇)

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