映画『かいじゅうたちのいるところ』(スパイク・ジョーンズ監督、来年1月15日公開)のジャパンプレミアが15日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、日本語吹き替えを担当した高橋克実(48)と加藤清史郎(8)が出席した。タキシード姿の加藤は、監督や主演のマックス・レコーズ(12)に「ウエルカム・トゥ・ジャパン!」と練習を重ねた英語であいさつ。かわいらしいあいさつを受けたジョーンズ監督は「(加藤と高橋の)2人の声は役柄とぴったりで感動したよ。サンキューベリーマッチ」と笑顔で応えていた。「かいじゅうたちのいるところ」は、63年に出版、世界で2000万部以上、日本で100万部以上を売り上げているモーリス・センダックさんの絵本が原作。寂しがり屋で少しわがままな少年マックスが、母親とケンカをして家を飛び出し、不思議な森に迷い込む……という物語。加藤君は会見で、外国の俳優に会った感想を問われると、「英語をしゃべるんだなと思った。僕から聞くと『ぐにゃぐにゃぐにゃぐにゃ』って言ってるように聞こえるけど」と真顔で話し、会場を笑わせた。高橋も「ジョーンズ監督が英語で何か話し掛けてくれていたけど、最後に『サンキュー』とだけ言っておきました(笑)」と2人そろって英語に戸惑ったことを明かしていた。(撮影:江口明裕)

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