女優の上野樹里(23)と俳優の玉木宏(29)のW主演映画『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』が19日、初日を迎え、都内で舞台挨拶が行われた。上映後、スタンディングオベーションの嵐の中、壇上に上がった上野は、「こんなに歓迎される舞台挨拶はもうないと思います」と感激した様子で挨拶。自身が演じた主人公・のだめについて「“のだめ”は生きる力を与えてくれた役。どの役からも力をもらっていますが、のだめは今まで演じてきた役よりも馬力がすごくて、危機を笑いで乗り越えていくんです」と役への感謝を語った。感動しきりの上野に対して、この日は1人、異質なキャラが……。音楽の腕は超一流のスケベな指揮者・ミルヒーを演じた竹中が、なぜか1人だけ役の衣装で登場。司会から指摘されると、竹中は、「竹中君、とても恥ずかしがり屋! でも衣装を着て、竹中君消えたので、大丈夫!」と恥ずかしさなどみじんも感じさせないハイテンションぶりで、場内を笑いの渦に巻き込んでいた。また、「千秋(玉木)! のだ~めさ~ん! 今日は最高の初日を迎えられてとっても嬉しい! 3人で抱き合いましょう!!」と上野と玉木に接近。妖しい目つきでジリジリと近づくと、上野は「イヤだあ~!」と叫んで逃げ出したものの、最後は3人でハグし合い、公開を喜び合っていた。(撮影:)

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