仏ドキュメンタリー映画『オーシャンズ』の日本語版完成披露試写会が12日、東京都内で行われ、ナレーションを務めた女優の宮沢りえ(36)が舞台挨拶を行った。『オーシャンズ』は、製作費70億円、撮影期間4年、ロケは世界50カ所、撮影70回という驚異的なスケールで製作された“海のドキュメンタリー”。最新技術を結集して100種以上の海洋生物を撮影し、迫力ある映像の集大成となっている。「セイウチの親子のシーンがお気に入り。慈愛にあふれていて言葉に表せないくらいステキ」と感動を語った宮沢。昨年女児を出産し母となったが、「昨年は出産とか今までにないことがスタートした年。ママになって穏やかな気持ちになった反動からか、今年は仕事に関しては安定を求めず、挑戦の気持ちを忘れず躍動の年にしたいと思っています」と抱負を語った。また、歌手の平原綾香(25)と藤澤ノリマサ(26)が日本語版テーマ曲『Sailing my life』を披露。藤澤が「海の穏やかで力強いイメージが、ぴったりだと思って選んだ」というベートーベンの『悲愴』を元にした美しい曲に会場は観客たちは聞き惚れていた。(撮影:加治屋誠)

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