女優の上野樹里（23）と俳優の玉木宏（30）が20日、東京・有楽町で映画『のだめカンタービレ最終楽章前編』の大ヒット御礼舞台挨拶を行った。公開1ヵ月で興行収入33億円、観客動員数270万人を記録。この日集まった約670人の観客の過半数が鑑賞2回目以上で、すでに24回観賞したという観客も。上野は「凄い！」と目を丸くし、玉木も「1日1回ぐらいですか。いくらになるんでしょう？」と観客の懐具合を心配していた。また、ファン謝恩企画として質疑コーナーが設けられ、「同シリーズを通じて学んだことは？」との質問に、上野さんは「生きること全部！ ひと言では語りきれませんねぇ……」と、のだめ口調でしみじみ。玉木は「映像化難しいと言われた中で、試行錯誤しながら壁を乗り越えた。ベース作りをみんなでできたのは勉強になりました。この経験がこれからの演技に生きてくると思います」と語った。最後は、劇中の人気キャラクターであるマングース型のだるまに、2人で目玉を入れ、更なる大ヒットに期待を寄せた。後編は4月17日公開予定。（撮影：河崎文雄）
