V6森田剛(30)の主演舞台『血は立ったまま眠っている』が18日、東京・渋谷シアターコクーンで開幕した。初顔合わせの演出家、蜷川幸雄氏(74)は森田について「森田君、森田君と追いかけてきて本当によかった」と森田の起用の正しさを実感。森田は「蜷川さんについての怖い話を聞いていたけれど、実際は優しくて愛があった。以前出来は45点と言われてましたけれど、きのう90点をいただきました」と友好関係をアピールしていた。本作は、蜷川が過去に入院した際に「これを演出するまで死ねねーぞ!」とまで思った、思い入れのある作品だという。そんな念願叶った作品で、蜷川は森田を「ピュアで真摯でまじめ。声も枯れない。一言えば100返ってくる」と絶賛。ほかのV6メンバー、坂本昌行(38)、長野博(37)、岡田准一(29)とも共演経験のある蜷川だが、森田の印象について「ジャニーズの中でもひねくれて隅っこにいる野ねずみのような印象だった。それを貫いているところが凄い」と笑わると、森田は、「褒め言葉と受け取っておきます……(笑)」と苦笑いする場面も。今回10代の少年、良役を演じるにあたり、髪型を金髪にしたという森田。「良のまっすぐなでキラキラしたところを、明るく思いっきり演じたい」と意気込みを語った。