児童文学でありながら世界中に幅広いファンを持つダーク・ファンタジー『ダレン・シャン』。本作で主人公の吹き替えを俳優の山本裕典(22)が担当することが決定し、アフレコ収録の取材が行われた。山本は、親友の命を救うために闇の世界を生きる主人公を担当。吹き替え初挑戦だが、「収録前日、家で6回も映画を見たので声を出すタイミングはバッチリでした」と振り返り「アニメの声優もやってみたいですね」と自信をつけた様子。一方で、本作に渡辺謙も出演しているということからハリウッド進出について聞かれると「まずは日本で一人前になれるように力をつけることが大切だと思ってます」と謙虚なコメント。「もちろん、ハリウッドへの憧れはありますけどね(笑)」と笑顔で目標を語った。『ダレン・シャン』は、世界中にファンを持つ同名児童文学の映画化。普通の16歳の高校生ダレン・シャンが、友人と奇怪なサーカスを見に行ったことで、人生が一転。想像もつかない新たな人生を歩むことになる。3月19日全国ロードショー。(撮影:河崎文雄)