女優の松たか子(32)が20日、東京・六本木のTOHOシネマズで主演映画『告白』(6月5日公開)の特別試写会を行った。試写会には、監督の中島哲也(51)と原作者の湊かなえ(37)も出席した。同作は、中学校教師・森口悠子(松)が、自分の娘は教え子に殺されたと生徒を告発する物語。熱血過ぎる新人教師役を岡田将生(20)、犯人の過保護すぎる母親役を木村佳乃(34)が演じ、37人の生徒役は、1000人以上のオーディションで選ばれた13歳の少年少女が演じる。映画のタイトルにちなみ、司会者から「衝撃の『告白』を」と振られた松は「泳げないんです」と告白。撮影で娘を助けるためにプールに飛び込むシーンがあり、「おぼれたら、おぼれたらだなと思ってやりました」と撮影の秘話を明かした。映画については「いつもより笑顔が多い作品」と意外な発言をした中島監督。「でも、その笑顔の裏で、人間はどれだけ恐いことを考えているのかと言うことを表現したかった。ホラー的な恐ろしい一面もあるけれど、人間ドラマとして受け止めてもらえると嬉しい」とコメント。また湊は、「映画と本でワンセット。両方楽しんでいただけたら」とアピールした。(撮影:小山伸正)

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