20日、東京・台場でスペシャルドラマ『刑事・鳴沢了~東京テロ、史上最悪の24時間』(フジテレビ系)の完成披露試写会が行われ、俳優の坂口憲二(34)と女優の矢田亜希子(31)が登場した。同作は、24時間というタイムリミットの中、爆弾を仕掛けられた東京都民1300万人の命を救うため、事件と謎の数々にタフなアクションで立ち向かう物語。親子三代警察官という警察一家に育ち、型破りなまでにストイックな刑事魂を持つ主人公・鳴沢了を演じた坂口は「原作を読み、鳴沢の人間像を大事にした。死にそうで死なないゾンビのような男。メークさんと映画『ダイ・ハード』の主人公の傷を研究したりして、リアルさを出した」と役作りについて話した。鳴沢と共に捜査に当たる敏腕の若手女性刑事を演じる矢田は「初めての刑事役、撮影中も身を引き締めて精一杯演じた」と語り、走るシーンが多い事について「体力には自信があったのに、坂口さんは早すぎて、追いつけなかった。笑っちゃうくらい早いです」と撮影を振り返った。ドラマは、29日の21:00から放送予定である。(撮影:鈴木高宇)