31日、東京・ヤクルトホールにて、映画『ACACIA』のプレ ミア試写会が行なわれ、主演のアントニオ猪木(67)、林凌雅(12)、主題歌を担当した、EveryLittleThingの持田香織(32)、監督の辻仁成(51)が登壇した。同作は、息子を失った元覆面プロレスラー(アントニオ猪木)と親の愛情を知らない少年(林凌雅)が出会い、親子のようにともに過ごして行くうちに、過去の痛みを乗り越える勇気を手にしていく姿を描いた心温まるヒューマンドラマ。猪木は、男泣きのシーンについて「嘘泣きはできませんから、感情移入していろいろ思い浮かべながら、あの女はどこ行っちゃったかな~……なーんて思ってはいないけど(笑)、じいさんとの別れや娘との別れを思い浮かべたりしてね」と冗談を交えながらも、男泣きのシーンへの思いを話した。この日は、持田が映画の主題歌である『アカシア』を生で披露した。生歌を聞いた辻は「今日の歌を聴いて、やっぱりスゴイですね。圧倒されました。歌って心を揺さぶられますね」と感動した様子。また、持田は「辻監督がかなり褒めてくれたので、少し緊張しました(笑)。私は辻さんのライブで『アカシア』を聞いたことがあって、とてもステキな曲だったので、主題歌のお話を頂いた時は、本当に嬉しかったです。」と笑顔をみせた。(撮影:柴田悟)

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