11日、東京・丸の内TOEI1で映画『君が踊る、夏』の初日舞台挨拶が行われ、出演者の溝端淳平(21)、木南晴夏(25)、五十嵐隼士(24)、大森絢音(11)、DAIGO(32)、高島礼子(46)と香月秀之監督が登壇した。同作は、高知から上京して一流のカメラマンを目指す主人公・新平(溝端)が、あることをきっかけに難病を患う少女・さくら(大森)との約束を果たすため、5年ぶりに故郷に戻り、よさこい祭りに参加するチームを復活させる青春映画。主演を務めた溝端は「本当にたくさんの人に支えられ、導いてもらった映画。みんなの思いが結集してすごくいい映画になっているので、感無量です」と大満足。ヒロインの木南は「(公開まで)待ち遠しかった。私を成長させてくれた皆さんに感謝します」と感極まり号泣した。しかし、溝端がしっかりフォローし、「この映画は今時珍しいくらいストレートでピュアで、大きな事件もないし悪い人も出てこない。けれど、すごく心を打たれるところがたくさんある。見終わった後にぜひ大切な人に電話をしてほしい。普段言えない優しい言葉が言える、そんな気持ちになれる映画です」とアピールした。(撮影:小山伸正)

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