俳優の市村正親(61)が20日、都内で著書『ステーキの横のクレソン』の発売を記念して会見を行った。同書は、自らの半生を振り返ったエッセーであり、愛息への思いや妻で女優の篠原涼子(37)についてつづられている。報道陣から、家庭円満の秘訣は?と質問されると、「愛と50%志向。相手のことを聞けるように互いに50%でやっていくのが大事かな」と話した。2歳の1人息子のため自らカエルやゾウの絵を描いたイスを手作りしたが「イスの裏にメッセージを彫ってある。僕がいなくなっても読んでくれたらいいな」と息子のことを話した。先月の極秘結婚披露宴は「(篠原の)お父さんの体調が悪かったから内緒にしていたんだけど…。披露宴後にみんなで支えて、お風呂に入れてあげました」と打ち明けた。篠原の父はその3日後に亡くなり、「まだ四十九日にもなっていないので…」とコメントを控えた。(撮影:鈴木高宇)