16日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の初日舞台挨拶が行われ、出演者の藤原竜也(28)、綾瀬はるか(25)、石原さとみ(23)、阿部力(28)、平山あや(26)、石井正則(37)、大野拓朗(21)、武田真治(37)、片平なぎさ(51)、北大路欣也(67)、声の出演のバナナマン・日村勇紀(38)と、中田秀夫監督(49)が登壇した。同作は、時給11万2,000円の高額なアルバイト料を目当てに謎の施設に集まった10人の男女が、心理学の実験と称した死の推理ゲームに巻き込まれる姿を描いた物語。主演の藤原は、「数ミリ単位の微妙な差や、細かい声の音程、間の取り方を細かくチェックしていただいて、時間をかけて1カット1カット丁寧に撮影をした。中田秀夫監督がいつも、カメラの横にいるので、僕らも安心して芝居ができた」と撮影を振り返った。撮影中に誕生日を迎えた綾瀬は「ケーキと寄せ書きをいただきました。寄せ書きをいただいたのは初めてだったので嬉しかった」と笑顔を見せた。そして、石原は「楽しい現場でしたね。私の凶器は凄く重くてケガもありましたが、思い入れのある作品に仕上がりました」と作品をアピールした。(撮影:鈴木鍵一)

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