22日、東京・南青山サンタキアラ教会で、映画『僕と妻の1778の物語』の完成披露試写会が行われ、出演者の草彅剛(36)と竹内結子(30)が出席した。同作は、SF作家・眉村卓(76)と2002年に癌で亡くなった悦子夫人との実話をもとに、主人公・牧村朔太郎(草彅)が「人は笑うと免疫力が上がる」という医師の言葉を信じて、妻の節子(竹内)のためだけに5年間にわたって1日1篇の短編小説を毎日書き続けた夫妻の愛と奇跡を描いた物語。草彅は、「悲しいだけの話じゃなくて、前向きなメッセージが込められている。実際に大変な思いをしている方がたくさんいると思うが、暗闇に射す光のように、一生懸命作ったこの映画の光を届けたい」とアピールした。草彅と竹内は2003年の映画『黄泉がえり』以来、7年ぶりの共演となる。草彅が「結子さんは年々お綺麗になっていく。現場では一緒に料理を作ったりして、あんまり気を使わないでいい雰囲気を出してくれた」などと褒めちぎると、竹内は顔を赤らめながら「本当に恥ずかしいです」と照れた。草彅ついては「安心感があって、草彅さんがいてくれるから大丈夫だった。さほど変化はなく、いつもみんなのために気を使われる方」と絶賛した。(撮影:河崎文雄)

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