演歌歌手の氷川きよし(33)が、14日、東京国際フォーラムで『氷川きよしスペシャルコンサートきよしこの夜Vol.10』を行った。昼夜合わせて1万人のファンを前に、最新曲『虹色のバイヨン』をはじめ、アルバム収録の演歌の名曲『きよしのズンドコ節』などのヒット曲、そしてポップスのクリスマスソングの全22曲を披露した。アンコールでは、LEDライトをはりめぐらせた電飾衣装で歌ったり、地上5mのゴンドラに乗って歌うなどの大仕掛けもあり、大きな歓声を浴びた。氷川は、「LEDの衣装は『星空の秋子』という曲をイメージして、僕がアイデアを出しました」と話した。コンサートを振り返って、「今年1年ツアーをやらせていただいた思い出が、走馬灯のように蘇ってきました」と感無量な様子だった。氷川は今年の一年を「ファンの方の言葉に励まされた年。今年を漢字一文字で表すと『心』です」と語った。来年6月には4年ぶり4回目の座長公演も決定しており、「今年以上に精進したい」と活躍を誓った。(撮影:加治屋誠)