15日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で映画『僕と妻の1778の物語』の初日舞台挨拶が行われ、出演者の草彅剛(36)、竹内結子(30)と星護監督(52)が登壇した。同作は、草彅の主演ドラマ『僕の生きる道』(03年)から始まった『僕シリーズ』の映画版。余命宣告を受けた妻のため、1日1本の短編小説を書き続けたSF作家・眉村卓(76)の実話をベースにした物語。草彅は、作品について、「思い入れが強い作品。今朝起きた瞬間、『公開だー!』と手を広げて幸せな気持ちになりました」と笑顔を見せた。竹内は「(草彅演じる)サクちゃんは節子(竹内)を支えるため小説を捧げていった。節子はそれを受け入れ、理解した上、笑顔でいようと決めた。2人は支えあっていたんだと思う」と語った。この日は、壇上で書き初めも披露した。草彅は、同作を『生』の一文字で表現。「この映画は人がどのように生きるのかがテーマです。どのような悩みがあっても、この映画を見て少しでも前向きに生きて欲しいという意味を込めました」とアピールした。(撮影:河崎文雄)

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