毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催の『第65回毎日映画コンクール』の表彰式が8日、川崎市幸区のミューザ川崎シンフォニーホールで開かれた。授賞式の開幕に先立って、グリーンカーペットイベントが行われ、堤真一(46)、寺島しのぶ(38)、夏川結衣(42)、稲垣吾郎(37)ら受賞者がファンの歓声に迎えられながらカーペットを闊歩した。映画『十三人の刺客』で、新たな一面を見せ男優助演賞を獲得した稲垣は「感激しています。こういった賞をもらったことが無かったので、神様からの贈り物というか、夢みたいです」と笑顔で語った。会場からは「吾郎ちゃーん!」「おめでとう!」とファンからの歓声が上がっていた。映画『孤高のメス』の堤と夏川は男優主演賞と女優助演賞をそろって受賞し、その後の会見は二人のやりとりが笑いを誘い、和気あいあいとしたものであった。また、毎日映画コンクールの頂点となる日本映画大賞を受賞したのは、李相日監督の『悪人』であった。賞を受賞した李監督は「大賞ということは、1番ということですが、まだ実感が沸かないですね。でもスタッフやキャストにいい報告が出来るので良かった」と笑顔で語った。(撮影:横山孝行)

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