俳優の三浦友和(59)が22日、映画『死にゆく妻との旅路』のトークイベントを東京・ヒューマントラストシネマ有楽町で行った。映画は、三浦演じる借金に負われた主人公と、末期がんを宣告された石田ゆり子(41)演じる妻がワゴン車で旅に出かけ、9ヵ月もの車内生活で夫婦の生き様を描いたものとなっている。三浦は「40、50代の夫婦に見てほしい」とPRした。また、この日が夫婦の日であることにちなみ、観客と夫婦について語り合った。妻の山口百恵(52)について三浦は「10代のころは『こんなに女性がいたら選べない』とか思っていたけど、結びつく関係があって。60億以上の人間がいる中で、奇跡的な出会いだと思うんです」と、山口との出会いを運命の出会いであったと語り、「この地球に60億人も人口がいるのに、出会えた。せっかく出会った人だから、大事にしたい。普段から大事にしてるんだけど」と笑顔で珍しくのろけ話をしてくれた。長男は音楽活動で、次男は俳優として独立していることもあり、「子供は巣立ったようなものなので、これから過ごす時間を大切にしたい。2人で話し合ってはいないけど、漠然とした感覚で」と今後の夫婦生活を語ってくれた。(撮影:小山伸正)