NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第1週完成試写会が3月8日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の井上真央(24)と若尾文子(77)、脚本の岡田惠和(52)が会見した。今年で50周年を迎えるNHK連続テレビ小説は今作が第84作目となる。物語は、信州の安曇野と松本を舞台に、昭和という激動の時代をおひさまのように人々を明るく照らす一人の女性の半生を描いた内容となっている。第1週の試写を終えた井上は「ここからまた始まっていくんだなと感じました。愛すべきキャラ、愛すべき作品に出会えた。この作品で日本全体が明るいムードになってくれたら」と笑顔で作品への思いを語った。脚本は半分ほど仕上がっているといい、岡田は第1週を振り返り「とても素敵なプロローグ。自分自身も胸が高鳴っていますし、この調子で26週を全力で駆け抜けたい」と、とても意欲的であった。これに対して、井上は「脚本に聖母のようなほほ笑みとかあって、難しいところは多々あります。でも、私自身も楽しんで演じられています。とにかく楽しむことが一番かな」と撮影を楽しんでいるようであった。(撮影:横山孝行)