26日、東京・TOHOシネマズ有楽座で公開中のディズニーアニメ映画『塔の上のラプンツェル』の舞台挨拶を行われ、主役の声優を務めた中川翔子(25)が登壇した。当初、舞台挨拶は12日の公開初日に予定されていたが、東日本大震災の影響で延期なっていた。中川は、「今日はこんなに大変な中、本当に本当に本当にありがとうございます!みなさまに会えて、もうすでに泣きそう。本当にうれしいです」と舞台挨拶を無事に開催することができ、喜んでいた。「毎日いろんな情報が入ってきて、不安にもなってしまうし、実際に自分が何をできるか、どうしたらいいんだろうかと思ってしまうけど、まずは元気を繋げていくことだと思う。本当にラプンツェルに勇気をもらったので、みなさんも何か感じることがあったら、たくさんの人につなげていってほしい」と作品のPRをしていた。中川は自ら映画館に足を運んだらしく、「皆さんがいろんな場面で心から笑っている声を聞いて、泣いてしまった」と嬉しそうに話した。また、「お力を貸していただければ」と被災者のために、劇場ロビーに設置された募金箱への募金を客席へ呼びかけた。(撮影:河崎文雄)