10日、東京・角川シネマ新宿で、映画『漫才ギャング』の大ヒットを記念し、主演の佐藤隆太(31)、石原さとみ(24)、人気お笑いコンビ品川庄司の品川ヒロシ監督(34)が御礼舞台挨拶を行った。品川が「まだ大変な時期ですが、『笑い』を届けられたら。東北が落ち着いたら、スクリーンと機材持って上映しに行きたい」と語ると、佐藤も「残念ながらこの映画を観られない方もまだ大勢いらっしゃいますが、そうしたみなさんにも届ける方法を考えたい」と話し、石原も「日本を明るく、元気にできる映画だと信じています」と3人共被災地へのエールを兼ねた挨拶をした。一緒に仕事をした品川に対する印象を尋ねられた石原は「撮影中はあまり話せなかったけど、最近、話せるようになった」と語ると、監督は「(撮影中は)緊張していました」と苦笑いで答えた。恋愛がらみの役を演じた経験が少ないという佐藤は、「さとみちゃんにリードしていただいた」と照れながら話した。また、品川は「実は僕の娘も出ているんです」と告白し、「普通は生まれて2、3カ月目の赤ちゃんを出すことはない。おそらく世界一早いデビュー。ギネスに申請しようかな」と父親の顔をのぞかせた。(撮影:柴田悟)

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