男子ゴルフの石川遼(19)が30日(日本時間31日)、東日本大震災のさらなる被災者支援プランを明かした。一夜明けて「きのう言い忘れたことがあるんです」と切り出し、語った。「東北のジュニアの子を中心にイベントをしたいんです。ゴルフを通じてなら(自分も)やりやすいですが、東北でゴルフをやっている子どもとなるとクラスに1人いるか、いないか…。今なら、避難所を回るとかかな。他のスポーツ選手と協力して直接、元気づけてあげたい。それなら子どももお年寄りも関係なくできるし」。と熱い思いを口にし、具体的な計画を語ってくれた。日程はまだ未定だが、自ら被災地に行き、東北のために行動を起こすという1点に、揺るぎはなかった。前日は「みんなが日本の復興に関わりたくなる支援ができたらいい」と成績連動型の義援金を発表したが、その反響は大きかった。石川の元には友人からたくさんの連絡が入ったそうである。父である石川勝美(50)からは「チャリティーコンペには大賛成です。トーナメントのない空き週に?(試合と試合の合間の)月曜日だって行ける」と話し、「今年1年は東北のためにやれ」と後押しをしていた。(撮影:江口明裕)