16日、帝国劇場で、舞台『風と共に去りぬ』の公演初日直前イベントが行われた。イベントには、女優の米倉涼子(35)、寺脇康文(49)らが登場した。同作は、南北戦争動乱期の1860年代のアメリカ南部を舞台に、逆境に立ち向かいながら愛を求め、激動の時代を生き抜いた女性スカーレット・オハラの半生を中心に描かれる壮大な物語である。大阪公演を終え、帝劇公演に米倉は「いよいよだなと。東京でもしっかりしなきゃと改めて思います」意気込みを語った。寺脇は、東日本大震災にもふれ、「生きるエネルギーを感じさせてくれる作品。全員で日本を押し上げていく時。なるべく多くの人に見て欲しい」と頼もしくPRをした。また、米倉のスカーレットについて「すごい女優さん。日々新鮮で感情がドーンと伝わってくる」と絶賛した。米倉も「一緒にいて楽しいし、いざというときには助けてくれるような安心感がある。寺脇さんでよかったです」と笑顔で語った。劇では情熱的な恋愛をするが、実生活は?という質問には「舞台でそれどころじゃないです。かなりのエネルギーを使って、お家に帰ったら誰にも会いたくない」ときっぱり答えた。(撮影:江口明裕)