5日、都内で、英ドキュメンタリー映画『ライフ-いのちをつなぐ物語-』の完成披露試写会が行われた。試写会には日本版のナレーションを務めた歌舞伎俳優の松本幸四郎(68)娘で女優の松たか子(34)がマイケル・ガントン監督(53歳)、マーサ・ホームズ監督(50歳)と共に登場した。同作は、イギリスのBBCが、4年の歳月を費やして製作した本作は、製作費約35億円をかけて動物たちの命の営みを記録したネイチャードキュメンタリーとなっている。松は「動物は与えられた特性で生き切っていて、学ぶところが大きい」と感動を語った。松本は「生命をつなぐ物語に、娘とかかわることができてうれしい」と笑顔であった。ホームズ監督は、松本と松親子について「この作品にピッタリ。親子で案内役をするのは日本版が初めてですが、最初のトーンを聞いてパーフェクトだと思いました」二人のナレーションを絶賛した。これに対して松は「光栄です。とても嬉しい」と答え、松本は「大変嬉しいですし、今のこういう状況でみなさんと試写会を迎えられ、自分がナレーションをつとめることができたのは本当にありがたいこと」と答えた。(撮影:高田太郎)

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