9月13日、東京・渋谷のNHK放送局で、来年4月2日からスタートするNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』のキャスト発表会が行われた。終戦直後の焼け野原と化した東京・蒲田が舞台で、戦後復興と高度経済成長の時代、失敗を繰り返しながらも、一人の女性が地域に根ざした町医者を目指す姿を描く。戦後の東京・蒲田で町医者として活動する下村梅子(堀北)の父に高橋克実(50)、母に南果歩(47)、姉にミムラ(27)と兄に小出恵介(27)らがキャスティングされた。堀北は「みなさん、私の家族だったり、お隣さんだったり、とても近い関係になる。早くみなさんと仲良くなりたい。すごくやる気満々です。その気持ちを動かして役作りをしていきたい」と笑顔で意気込みを語った。姉役のミムラが「兄弟なので、よくないところも出しながら自然体で接したい」と意気込みを語ると兄役の小出は「頼もしい。僕は兄弟役より、堀北さんに嫁ぐ役が良かった」と冗談で会場の笑いを誘った。また、父役の高橋と母役の南果と対面した堀北は「お母さん似の娘になりたいです」と答えると、思わず漏らした本音に高橋はずっこけて、周囲は大爆笑だった。(撮影:加治屋誠)