11月14日、茨城県高萩市内で、連続テレビ小説『梅ちゃん先生』がクランクインし、会見が行われた。会見には堀北真希(23)、南果歩(47)、片岡鶴太郎(56)らが登場した。本作は、戦後復興期の東京・蒲田を舞台に、命と向き合う女性医師の奮闘する姿を描いたもので、3人姉兄の末っ子に生まれた下村梅子(堀北)は、大学病院の医師でもある父に影響を受けて医師を志し、後に診療所を開いて『梅ちゃん先生』と親しまれながら地域医療に生きていく。終戦直後の東京・蒲田の焼け野原を再現した大規模セットに堀北は「この世界観に圧倒されるばかりなので、戦後の日本に馴染んでいきたい。まだ始まったばかりですが、梅ちゃんというキャラクターを形にできるかな」と意気込みを語った。梅子の母・芳子を演じる南は「(茨城県も被災地ということで)いろいろなところで3・11の爪跡が残っている。そこに人が集まり飲食したり人が行き来しないと復興はあり得ない。茨城からスタートできてよかったです」と思いを語った。また、作品について堀北は「温かいキャストと一緒に命や絆、人と人とのつながりとかを伝えるドラマになればと思う」と語った。(撮影:高田太郎)

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