11月22日、東京・日比谷で映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』の完成報告会見が行われた。会見には、俳優の三浦友和(59)、女優の余貴美子(55)が登場した。
本作は鉄道マンの中年男性を主人公にした『RAILWAYS』シリーズの第2弾。立山連峰と日本海に挟まれた富山地方鉄道を舞台に、定年間近の鉄道運転士とその妻が第二の人生への一歩を踏み出していく姿が描かれる。企画の段階から携わった三浦は「自分で見ても『いい映画だな』と思う」と自分でも気に入っているそうで、「50代~60代の年配の夫婦の方々が、映画館で映画を見るきっかけの作品になってくれれば」とアピールした。過去にも共演したことがある余は今回の共演について「殺したり、憧れの先輩だったり、いろんな役でご一緒して来ましたが今回、これからもうまく行くであろう夫婦役で嬉しかったです。相手の気持ちを察してくれる優しい方です。早く自伝買わなきゃ。読んで夫婦について考えてみたいです」と笑顔で語った。
また、夫婦円満の秘訣について聞かれると三浦は「相性です」と自身の著書のPRを兼ねた答えで笑いを誘った。(撮影:河崎文雄)