12月1日、都内で、年末恒例の『2011ユーキャン新語・流行語大賞』の年間大賞授賞式が行われた。授賞式には『ラブ注入』のギャグでブレイクしたお笑いタレントの楽しんご(32)が登場した。
震災、原発事故関連語は『帰宅難民』『絆』『3・11』『風評被害』がトップテンに選出。11月発表の候補60語の段階でも震災関連語は過半数の33語選ばれていた。その中でも楽しんごのギャグはトップテンにランクインし、見事受賞を果たした。
楽しんごは「すっごくうれしいです。感動で胸がいっぱいです。ただ受賞を聞いた時は、授賞式に行くって言われただけで、まさかトップテンに入ってるとは思っていなかった。今日もいつ呼ばれるんだろうって待ってたんです」と受賞の喜びを語り、『ラブ注入』を披露してくれた。
このギャグはかつてコンビを組んでいた相方のすぎはら美里(36)が使っていたものということについては「それをパクリました。人は誰かを踏み台にしないと上には上がれないなと思った。」と会場内を笑わせた。
また、『獲ると翌年はブレイクしない』という芸人にとって不吉な噂がある同賞だが、「そしたら普通のオカマに、普通の整体師に戻ります」と笑顔で答えた。(撮影:高田太郎)