「永作さんの長男出産後初の連続ドラマ出演とあって、周囲の期待は大きかったんですが、視聴率は9.7%まで落ち込んでしまいました。”水曜22時”の前作は、あの『家政婦のミタ』ですからね。あまりの凋落ぶりに、周囲からはあせりの声も上がっています」(テレビ局関係者)
永作博美(41)主演の、シングルマザー刑事として活躍するドラマ『ダーティー・ママ』(日本テレビ系)が視聴率で苦戦を強いられている。だが、苦境に立たされているのは永作だけではない。永作の実家は茨城県行方市でいちご農家を営んでいるが、その実家も放射能汚染による風評被害を受け苦悩の日々を送っているという。
「被災地に近いというだけで今年も風評被害はなくなっていません。安くすればどうにか売れるものの、依然として厳しい状況です」(JA関係者)
永作の実家を訪れると、白壁の立派な真新しい屋敷に”永作”の文字が。周囲には、いちご栽培のため長さ約70mの巨大ハウスが並んでいる。近所の住人はこう語る。
「売り上げは昨年に比べてもよくないね。ここは県内でも南のほうだから地震の被害も少ない。茨城県産のいちごは危ないと思われるかもしれないけど、ハウス栽培だから大丈夫なんですよ。みんな、もっと安心して買ってくれるといいんだけど……」
いちごには1つ1つに番号がつけられ、商品管理にも細心の注意がはらわれており、4パック1千700円程度で農協に出荷しているそうだ。本来ならいちご狩りを迎えるはずの時期だが、今年は中止で客足も途絶える日々が続いている。近所の住民はこう続ける。
「永作さんのとこは祖父母が農園を広げたからたくさん農地を持っている。あれだけ広いと大変だと思うよ……」