長男が志望中学に合格。卒業式も終え、ホッと一息ついていた酒井法子(41)に悪夢がよみがえったのは、3月21日のことだった。実弟(33)が元義父に対する恐喝容疑で逮捕されたのだ。ショックも冷めやらぬ4月上旬、本誌は都内繁華街で酒井の元夫を目撃した。

個性的なグレーのジャケットに派手なロゴ入りサングラスと、服装は独特だが、以前よりかなりふっくらと健康的になり顔色もいい。ただ、胸元からのぞくタトゥーは、まだ消えていなかった……。

「いまだ定職は見つかっていないようです。小遣い稼ぎのようなアルバイトはしているみたいですが、生活費の大部分は実家に頼っていると聞きました」(司法関係者)

そんな元夫の自宅前に見慣れた車が停車したのは、本誌が元夫を目撃してから4時間後のこと。車は、間違いなく酒井の自家用車だ。運転席から降り、元夫宅へ入っていった初老の男性も酒井の運転手。車の周辺には、なんと酒井の長男も。しかし酒井の姿はなかった。

卒業式の日、本誌記者に「元夫と長男は会わせたくない」と酒井は語っていたが――。

「実家から元夫の近況を聞き、酒井の気持ちは揺れていました。復帰を控えた彼女にとって、実弟以上に元夫の更生は重要。彼が問題を起こすようことがあれば、大きなマイナスになってしまいますからね。元夫と関係を持つと仕事復帰に問題が生じる恐れがある。とはいえ、『息子と会うことで父の自覚が芽生え、立ち直りのきっかけになれば……』と悩んだ結果、自分は同行せず、父子だけでの面会を認めたようです」(酒井の知人)

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