4月23日、都内で、ドラマ『Wの悲劇』の制作発表が行われ、武井咲(18)、共演の福田沙紀(21)、野際陽子(76)らが出席した。
同ドラマは、お互いの人生を入れ替えたうり二つの女性が、さまざまな事件や悲劇に巻き込まれていく夏樹静子の同名小説が原作のミステリー。
初の一人二役に挑戦している武井は「毎日楽しみながら、苦しみながら撮影しています。ときどきどちらを演じているんだか分からなくなって…。監督に『私今どっちですか?』って確認しながら演技をしています」と二役を演じ分ける苦労を告白。これに、共演の野際は「どうしてこんなに若くてできるんだろうと思いました。確実に違う人格、人物になっていて、不必要にデフォルメしていないところがとても素晴らしい」と大絶賛。すると、武井は「頑張ってよかったです。凄くうれしくて涙出ちゃう。凄い大変だったので…」と思わず感涙。母親役の若村麻由美(45)から手渡されたティッシュで、涙を拭っていた。
また、先輩ダンサー役の福田にいじめられ、顔を便器に突っ込まれるシーンにも挑戦している武井は「底にガムテープが貼ってあって、テープのにおいがしました」と笑顔を見せた。(撮影:小山伸正)