4月28日、都内で、映画『HOME 愛しの座敷わらし』の初日舞台挨拶が行われ、俳優の水谷豊(59)、女優の安田成美(45)らが登場した。

本作は、東京から岩手に転勤し、慣れない田舎暮らしにギクシャクするサラリーマン一家が、不思議な出来事をきっかけに絆を取り戻す物語。

家族のために奮闘するもいつも空回りしてしまう父親を演じた水谷は「自分を演じているようだった。他人とは思えないというか、本当にこの役は自分なんじゃないかと錯覚してましたね」と笑顔。クールで知的なイメージが定着しているが「あれも僕ですけど、これも僕なんだと思います」と明かした。

また、撮影について水谷は「いつも家族で雑談してて、よく笑ってました」と仲の良さをアピール。一方、長女役の橋本愛(16)は「わたし的には全然なじめている気がしていなくて」と衝撃の告白。また、息子役の濱田龍臣(11)も水谷について「すごく堅い、お芝居に集中する感じのイメージだったけど、違って驚きました」と一言。これらを受けて水谷は「本当の気持ちを聞いてみないと分からないものですね。みんなこんな気持ちだったんですね」と驚いた表情で語ると会場に笑いが起こった。(撮影:加治屋誠)

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