5月17日、都内で、映画『I’M FLASH!』のマスコミ完成披露試写会が行われ、俳優の藤原竜也(30)が出席した。

藤原は、念願だったという豊田監督の作品に初挑戦。「何年もずっと、監督に会うたびに『おもしろいことができないだろうか』という話をしていて、実現させてもらった。夢である豊田組に初参加させてもらってうれしく思っています」と感激の様子。

その一方で、撮影は過酷だったようで、藤原は「振り返っても地獄の日々。ここまでOKが出ないことはなかなかない。これだけ才能のある人と仕事するのには、自己否定して自分を崩して、とにかく芝居だけやるしかないってことを改めて認識した。監督に対しては憎悪と尊敬の念しかもってない」と笑いながら明かした。それを聞いた豊田監督は「個人的には尊敬切っていいですよ。憎悪だけで」と笑わせた。

また、「『蜷川演技じゃないよ。これカイジじゃないよ』って監督がぼそぼそうるさい。いちいちボディブローを入れてくる」とぼやく藤原に豊田監督は「現場では、最高でしたよ」と称賛。「蜷川さんの呪いがかかりすぎていて、僕はただその呪いを解くだけだなって思ってた」と、あえて厳しく指導していたことを明かした。(撮影:鈴木鍵一)

関連カテゴリー:
関連タグ: