7月上旬の午後7時過ぎ。都内の神社に一台の車が止まった。運転席から降り立ったのは高嶋政伸(45)だ。すでに本堂の扉は閉じていたが、中へと入っていく。7月27日に美元(33)との次の離婚裁判が控えているため、“必勝祈願”に訪れたのだろうか。参拝をすませると車に乗り込み、そのまま都内の自宅マンションへと帰っていった――。

その数日後の午後6時ごろ。加圧スタジオに彼の姿はあった。2時間トレーニングで汗を流して出てくると、ゆっくりと歩きだす。そのまま近くの書店に立ち寄ると、週刊誌の棚へ足を運ぶ。手に取ったのは、なんと『女性自身』!7月3日に発売された本誌の表紙には『本誌に激白!!美元“慰謝料”90万円』という大きな見出しが。本誌を凝視した高嶋は、結局ページをめくらずにそっと棚へ戻した。

さらに翌日も、午後2時ごろジムでトレーニングを終え、コンビニで買い物をしていた高嶋。身の回りの世話をしてくれる人はいないのか、45歳にして寂しき“おひとりさま”生活を送っているようだ。コンビニから出てきたところで声をかけると、動じることもなく柔らかい表情で取材に応じてくれた。

『週刊女性』7月10日号では、「高嶋側が離婚に際し解決金5千万円を提示したところ、美元が『最低でも1億円』とした」と報じられていた。これについて聞いたところ「ないですね」とキッパリ否定。さらに美元が本誌の取材に語った「彼が提示したのは、引越し費用と90万円だった」という内容についても聞くと、「それ、記憶にないんです」と答えるのみだった。

――身の回りの世話をしてくれる人はいないのですか?

「特には……。今は、一人暮らしで、食事は外食かお弁当ですね。だから、早く離婚が成立してくれればと思います。裁判を終わらせて健全な精神を取り戻し、役者として精進したいというのが正直な気持ちです」

――美元さんとの復縁はないということでしょうか?

「ないですね。僕は裁判をする際、『芸能人として仕事がなくなるかもしれない』と思いました。それでも覚悟を決めて裁判を起こしたんです。だから修復は120%ないです」

最後に、高嶋にとっての“今の夢”は何かと聞いてみた。

「離婚成立、ですかね(笑)。その先は……普通に暮らしていきたい。役者業に専念して、そしてゆっくり生きていきたいと思います」

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