11日、都内で、映画『闇金ウシジマくん』の完成披露舞台挨拶が行われ、俳優の山田孝之(28)とAKB48の大島優子(23)が出席した。
同作は、真鍋昌平の同名コミックを映画化したもので、2010年には実写版テレビドラマが放送された。10日で5割という法外な利息でお金を貸すカウカウファイナンス社長の丑嶋は、安易に稼げる出会い系カフェに手を染める未來やセレブ願望のあるイベントサークル代表の純を冷徹非情な取立てで追い込んでいくというストーリー。
ドラマ版から引き続き丑嶋を演じた山田は「色んな視点があって、考えさせられると思う。皆さん、お金には気をつけて生きて下さい」と呼びかけ「深夜ドラマの時から苦労してきたので、ここまで来れて感動的です」とあいさつした。
ステージ上では男性俳優陣が「大島優子から借金するなら何を担保にする?」というお題に挑戦。山田は自らの名前を担保に「命名権で。お金が返せない時は僕も『大島優子』になる」と宣言。快諾した大島は「私が舞台あいさつの時、AKBのコンサートに出てくれます?」と大喜び。AKBの代表曲『ヘビーローテーション』を振り付きで歌える山田は「出れます!山田改め大島優子です」と答え、笑いを誘った。(撮影:小山伸正)