14日、都内で、映画『ヘルタースケルター』の初日舞台挨拶が行われ、女優の沢尻エリカ(26)が出席した。

人気漫画家・岡崎京子の漫画を原作に、全身整形によって手に入れた美貌で芸能界のトップの座にのぼりつめたモデル・リリコの破滅的な人生を描き出す。

2007年9月の映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で、「別に」発言をして以来の映画館だったが、終始笑顔で「ちょー緊張してる~。5年ぶりということで、今日ここに来られて、みんなに会えてうれしいです」とあいさつした。

同作では、オールヌードを披露するなど体当たりの演技が話題となっているが、「リリコ全部がシンクロしていた。自分の魂を削って作った作品です。1人でも多くの人に劇場で見てもらいたい」とPRした。

沢尻は『体調不良』を理由に5月15日に所属事務所を通じて同作のPR活動の休止、事実上の芸能活動休止を発表。今月5日に都内で行われた同映画のジャパンプレミアも欠席、手紙で謝罪していた。退場の際に、報道陣から「役が抜けましたか?」「身体は大丈夫ですか?」と質問が飛んだが、何も答えずに「バイバ~イ!!」とごきげんで手を振り、会場を後にした。(撮影:高田太郎)

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